悪を飲み込むブラックホール?

先日、国立天文台チームが世界で初めて、ブラックホールの撮影に成功、その影像を公開した。ブラックホールとは、光さえ飲み込む強い重力の天体である。我々素人にはさっぱり分からないが、宇宙の謎の解明には大きな前進なのだそうだ。この神秘的な写真を見ながらブラックホール幻想とでもいうべき想いが頭をよぎった。

 

「悪」を飲み込むブラックホールがあれば、住みよい素敵な世界が実現するのではないか。「悪」というのは例えば、嘘や偽りを言うこと、人の嫌がることをやること、道徳的・倫理的に褒められない行為のことである。我々の周囲にこのような行為をする人が結構いるのが現実である。この人たちが吐き出した悪をこのブラックホールが飲み込んでくれれば、とても気持ちの良い社会になること間違いはない。国際関係で見ても嫌な国・悪い国は結構あるように思われる。そんな国が吐き出す悪を皆飲み込んでくれるブラックホールがあれば、どんなに住みやすい世界が現実のものになるのではないかと思った次第。

 

我が国は周囲をこのような国に囲まれているのが現実なのである。朝鮮半島の南には日本を第一の仮想敵国として、事あるごとに無法な反日行動を繰り返し、有りもしない嘘を垂れ流し、日本から金をむしり取ろうとする国がある。日本が何とか関係を良くしようとしても、その度に合意事項を守らないで、さらに反日を激化する厄介な国である。これはどう見ても悪い国としか言いようがない。朝鮮半島の北には日本人を拉致し、核武装した国が虎視眈々と日本を狙っている現実がある。悪を飲み込むブラックホールがあればと考える筆者の気持ちも、お分かりいただけるのではないか。

 

このようなブラックホールは現実にある筈がない。わが国を敵視する国が牙をむいて襲いかかってくる可能性がゼロではない以上、それなりの準備をしておかねばならない。国会では連日、重箱の隅をつつくような議論が闘わされている。勿論そのような議論も大切ではあるが、より重要な上述したブラックホールのような議論が闘わされるべきだと夢想するのだが思い過ぎなのであろうか。

                             H31-4-12記