書ヲ「フランクリン ルーズベルト」君ニ致ス。

 

先の大戦で、硫黄島を死守していた市丸海軍少将が戦死する直前に書いて部下に託したルーズベルトアメリカ大統領へ親書があった。その親書がアメリカで評判になった史実がある。

”我今 、我ガ戦ヒヲ終ルニ当リ、一言貴下ニ告グル所アラントス。 日本ガ「ペルリー」提督ノ下田 入港ヲ機トシ、広ク世界ト国交ヲ結ブニ至リシヨリ約百年(以下略)その冒頭にあるのが前掲の一文である。

 

今回、ご紹介するのは3年ほど前に書いたものだが、当時安倍内閣が成立し日本を取り戻そうとしていた頃、アメリカがシナ・コリアの策謀に載せられ反日路線をとっていた頃に市丸少将に倣いアメリカ大統領へ直接訴える道はないかと思い書いたものである。オバマ大統領はすでにトランプ大統領に代わったが、日本人の真の気持ちがアメリカに伝わることを願っている。お読み頂ければ嬉しいことだ。

 

UNK通信(続編第83号 283)    H26.4.15

 

オバマ大統領への手紙

 

オバマ・アメリカ大統領閣下

 親愛なるオバマ大統領閣下、日頃から日本に対し深いご関心・ご配慮を賜り、誠に有難うございます。最近、安倍内閣が成立し戦後レジームの見直しを日本が言いだしたためか、貴国の日本に対する姿勢に変化があるように思われます。いつまでも自国の安全保障を貴国にお任せしていてはいけない、日本も真の独立国として自立しようとしているのです。日本が真の独立国となることは日米両国にとって良いことだと確信します。昨年末、安倍総理が靖国神社に参拝しました。これは先の総選挙で安倍総理が国民に対して約束していたことです。日本のために命を捧げた英霊にたいし日本の総理が国民を代表し慰霊のため参拝するのに何の問題があるのですか。大統領閣下もアーリントン墓地に参拝されています。しかし、靖国参拝についてケネデイ駐日大使を通じ「失望」を表明し、今後の安倍総理の自重を促しています。これには心ある日本人はそれこそ「失望」を感じています。

 

 日米関係がぎくしゃくして喜ぶのはシナやコリアで、日本にとってもアメリカにとっても良いことではありません。以下最近シナ・コリアが日米離反をもくろみいろいろと策動しているうえ、奥深い日本文明が理解できぬため、捕鯨問題等日本を敵視する国がある現状をお知らせしますので、ご検討いただければ幸いです。

 

南氷洋調査捕鯨の問題

 反捕鯨国のオーストラリアが日本の南氷洋調査捕鯨にクレームを付け、国際司法裁判所に提訴しました。この裁判の判決がこのほど出て、日本の主張は認められませんでした。反捕鯨国出身の判事が多く124で日本は敗れました。日本はこの判決を受け今年の調査捕鯨を中止することを表明しました。日本は伝統的にクジラを食べる食文化を持っております。明治時代以前の日本は牛や羊といった四足の動物は食べず、魚を動物性蛋白源としておりました。クジラもこの一環だったのです。ご承知のように地球上の生物は他の生物の命を頂いて生きています。日本人はこのことを大事にしてクジラの場合も肉や油だけでなく皮やひげまで利用し、棄てるところは殆どないように大切に扱っています。そして鯨塚を建てクジラに感謝し、その冥福を祈っております。牛や羊は食べてもよいがクジラは食べてはいけないというのは反捕鯨国の感情的な主張で科学的でなく納得できません。この判決の結果、日本のクジラを食するという伝統的な食文化が消滅しかねないことに重大な懸念を覚えます。一定数のクジラを捕獲しないと個体数が増え続け、自然の生態系を破壊しクジラの餌となる小さな魚が減少しその結果クジラ自体の生存にも悪い影響が出る懸念があります。調査捕鯨にはこのような科学的な目的があるのに、単純に「クジラがかわいそう」という感情で調査捕鯨中止を命じる判決には大きな違和感を感じざるを得ません。しかし、日本は例え不合理な判決であってもルールを守るということで判決に従うのです。

 

従軍慰安婦問題

 「慰安婦」という言葉は昔からありました。「従軍慰安婦」という言葉は第二次世界大戦が終わり1960年ごろ出現しました。従軍看護婦、従軍記者、従軍僧という言葉は戦争以前からあり、実態のあるものでした。軍が正式に認め、正式に軍が関与したものです。言葉がないということは実体がないということなのです。この言葉を新しく作りだし、全く関心のなかったコリアの人々に教え、日本政府へかけ合えば金になるということを教えたのは、残念なことに吉田某という日本人の詐話師で、これを大々的に拡散したのが日本の代表的マスコミの朝日新聞でした。これらの事実ははっきりとした証拠があります。

 

 さらに日本政府の対応が火に油を注ぐことになりました。従軍慰安婦などというものは全くの与太話だとはっきりと否定すればよいものを、コリアからの強い申し出に慌てて、なんとか当面事を収めようと軍の関与を認めた所謂「河野談話」を発表したのです。日本政府は、この「河野談話」を出せばコリアも二度とこの問題を持ち出さないというコリアの口約束を無邪気に信じたのです。コリア政府の協力を得て、所謂自称従軍慰安婦を集め聞き取り調査を行いました。その調査内容にウソが多いことも分かっております。しかし日本政府は聞き取り調査について何の裏付け調査もせず証拠として認めたのです。しかも「河野談話」の文面も事前に日本政府とコリアの間ですり合わせをした事実も判明しております。今では日本が権力を持ってコリアの若い娘を慰安婦として強制的に狩り集め性奴隷とした。その数は何と20万人に及ぶというとんでもない話にまで膨れ上がっているのです。そして何故か直接関係のないアメリカの地方都市に「従軍慰安婦の像」をたて、日本を貶めようとして執念を燃やしています。「アメリカが関わる問題ではない日本・コリアの間で話をしろ」というのがアメリカの態度であるべきだと思います。コリアは異常な民族です。日本を妬み羨みさらに憎む反日教育を行っています。何でもコリアが発祥だと主張します。彼等に言わせると日本という国もコリアが作ったのだ、日本の天皇もコリアの血筋だと真面目に主張し、日本人は真面目に相手になる気になりません。

 

アメリカの立場に自覚を

 日本が独立国そして普通の国として目覚めようとすると、都合の悪い国はシナ・コリアです。そこでアメリカを味方にして日本をけん制しようとするのです。戦後秩序を乱す、軍国主義の復活などと難癖をつけて来ているのです。毎年20%近い軍備拡張を何年も続けているシナに日本軍国主義の復活などと非難されるいわれはありません。最後にお願いですが、世界の覇権国であるアメリカを何とか味方につけ、日本を抑え込もうとするシナ・コリアの真意を賢明に見抜いて、どうかこの3カ国の紛争に立ちいらず、中立の立場を守って頂きたいのです。日本はシナやコリアと違い日本はいつまでも過去にこだわりません。大切なのはこれからの未来です。仮の話ですが、もし貴国がシナやコリアに原爆を投下していたとすれば、未来永劫この両国から非難され、金をむしられかねません。日本はそのようなさもしいことは爪の先ほど考えておりません。いずれが貴国の真の友人かお考え頂ければ幸いです。立場も考えず一日本人としてお手紙をさしあげるご無礼をお許しください。最後に貴国と閣下のますますのご繁栄を祈念し、さらに日米両国の絆がさらに強まることを願い筆を置きます。