「男はだまってサッポロビール」

こんなコマーシャルが一時はやったことを思い出した。ありもしない中傷や非難に言い訳をせずじっと耐えるのが男の美学だというわけだ。こんな美学は厳しい現実の前には通用しない。最近の安保法制の問題にしても日本人の平和に関する認識が狂っているのではと思ってしまう。

大多数の日本人は、今の日本は平和だと思っているようだ。平和とは戦争のない状態をいう。戦争とは弾丸が飛び交う武力の衝突だけを言うのではない。

戦争には実際に弾丸の飛ばない宣伝戦、情報戦、謀略戦、経済戦、外交戦等という戦争がある。


今、シナやコリアは日本に向かって情報戦特に歴史戦を仕掛けてきている。この冷厳な事実に多くの日本人は気が付いていない。彼らに「歴史を直視して」といわれると首をうなだれてしまうのが現状である。

先の大東亜戦争もアメリカが一方的に戦争を日本にしかけてきた。シナと組んで日本が世界征服をたくらんでいる、日本軍国主義・侵略主義を阻止しなければならないと情報・謀略戦を始めた。これに対し日本が有効に反論しないうちに、石油などの戦略物資を日本に売らないという経済戦争にまで攻撃をエスカレートさせてきた。その結果日本は武力戦争に突入せざるをえない状態に追い込まれたのである。このような歴史を現在の日本人は正確に理解しなければこれからの厳しい国際社会で生き残れない。

善意だけで国際社会はわたっていけないのだ。

9月末の国連総会でシナの習主席が「日本の軍国主義の危険性」を連呼したが、さすがに世界の反応は変わってきているようだ。イギリスの「エコノミスト」は社説で「日本の悪魔化は危険」とシナを批判している。アメリカの高官ランデイ・シュライバー氏が演説で次のように述べている。「習政権は歴史の利用で日本をたたき悪ものとし、日米同盟を骨抜きにすることを主要な対外戦略としている。歴史に関してはシナこそが全世界でも最大の悪用者なのだ」

韓国の慰安婦問題も構図は同じである。日本側に情報戦を戦っているという認識がないことが問題なのである。

世界の潮流が変わりかけている今、日本も平和ボケから覚醒し歴史戦で彼らに反撃する時期が来ている。「シナが歴史というのは1931年から1945年までの限られた出来事を選別的に持ち出し、その後の70年間日本が関わる歴史はすべて抹殺する。日本のシナへの援助・友好努力、国際貢献、平和主義などは一切無視している」  

「シナは天安門事件、文化大革命等自分達の残虐行為の歴史は改ざん、隠ぺいし、さらに朝鮮戦争等の対外軍事行動の歴史にも口を閉ざす」今こそ日本は彼らこそ歴史を直視していないと彼らが仕掛けてきた歴史戦に応戦し彼らの非を明らかにすべきである。

男は黙って札幌ビールではだめなのだ!