この言葉が企業人に日常に使われるようになってから、それほどの時間は経過しておりません。
しかし、最近の新聞紙上を賑わしている大手企業の多くがこの基準に則って損失の計上をしなくてはならず、赤字になってしまう企業が随所に生まれてきてしまっているのです。
その多くが減損会計ではないでしょうか?
UNIXでも同様の基準で会計を行っており、多数の店舗を構える企業や多種の事業を行っている企業にとっては難しい問題にもなってきているのです。
直営店の場合は一定期間を過ぎ、投下資本を回収できないと判断された場合、減損対象として欠損金として計上しなくてはなりません。
但し、税務会計とは異なっていて、経常利益に課せられる法人税の欠損対象にはならない点が疑問として残るのです。
また、同じ店舗でありながら、FC対象店は企業の実態が異なることから、この対象から外れてしまいます。
国際会計基準になったために、日本企業が世界進出を阻まれてきたこともあるのです。
ちょっと難しい話になりましたが、会計のロジックを知れば知るほど矛盾が生じてくること。
この疑問はわたくしだけが感じることなのでしょうか?
会計士の方々も同様に感じられているはずですが??