イメージを描くのは脳で行なわれます。
しかし、そのイメージを作り上げるのは情報伝達でもあるのです。
人のうわさ話も一つの例ですが、コマーシャルや雑誌・看板等によってイメージが作り上げられてきます。
店舗も同様で、お客様の描いたイメージと同じ環境をサロンが作り出せると
「私のイメージと同じ!」
という印象を持っていただけます。
例えば「星野リゾート」がとても注目されています。
彼らのイメージ戦略はマイナス要因をいかにしてプラス要因に変えられるか?
それはイメージを作り上げる要因にもなってきています。
京都の「ほしのや」は一つの特徴です。
以前の旅館は、川を挟んだ対岸に位置していました。
そのために車での乗り入れができなく集客に苦慮していたのです。
それを逆手にとって、川沿の駐車場を確保し、船で対岸に渡ることで、
プライベート感を前面に打ち出したのです。
「京都の嵐山で秘境に泊まる」
そんな印象を作ったことでこの旅館は再生しました。
イメージを変えることで新しい顧客層の開拓をする。
これこそ企業再生の極意なのでしょうね。
UNIXも同様に考えられる素地を作りたいものです。