会社には二通りの会計基準があります。


税務会計と企業会計です


税務会計とは、税金を収めることが目的で申告をするために必要な会計基準です。


一般的に税理士さんにお願いをして確定申告に基づいた会計処理です。


一方で、企業会計とは株主に対して会社の在り方を明示するために必要な会計基準です。


中小企業の場合、ほとんどは税務会計で問題はありませんでした。


しかし、株式公開を果たすために乗り越えなくてはならないことが存在するのです。


昨日お話をした、減損会計などはその部類に入ります。


例えば、UNIXには店舗が30ほど存在いたします。



中には業績の厳しい店舗も出てきてしまいます。


税務会計では、業績の厳しい店舗の損失も全体利益に含めて考えることもできますので、費用経費と同等の考え方をすることもできるのです。


しかし減損会計では、単店単位で会計処理を行わなくてはならず、ある一定の期間を経過して改善がみられなければ、一気に損金計上をしなくてはなりません。


国際会計基準に沿って株主保護の観点から用いられたことでもあり、株式公開をするということはこれらの点も含めてクリアーしなくてはならないのです。


まだまだ監査法人さんからご指摘をいただくことも多く、株式市場に公開をすることの大変さを身に染みて感じています。


それでも、UNIXは社会に認めていただける企業にするべき懸命に取り組んでいるのです。


すべての店舗で収益につながるサロンを作り上げることこそ、UNIXらしい店舗のすることができるのです。


お客様に応援をいただけるサロンにするべくまだまだ挑戦は続きます。