東京コミュニティースクールが中野にあり、今朝、子供たち(小学1~6年生)の朝会に参加してまいりました。
友人の久保氏が設立、校長に市川力さんが就任して10年近い歳月が流れました。
その間一貫しての教育方針は「探求する力」を養うことに全力で取り組んできて、昨年、現在の本校に移転いたしました。
npo@tokyocs.org
今朝の授業の一端をお話ししましょう。
芭蕉の「奥の細道」が題材でいきなりびっくり!
朗読をしてゆくのですが、言葉の解説を加えながら、子供たちが興味を示してくれるように授業を進めてゆく内容に感心してしまいました。
「月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり」
から始まる長文を次々と解説を加えて、判りやすい事例を取り上げて進めてゆくのです。
五・七・五のルーツも語り始めました。
物語を語るようにわかりやすく解説が加えられ、子供たちは興味を注ぎ始める。
古文を学んだりすることの苦手だった自分もわかり始める。
芭蕉の心情や気持ちの伝え方に興味を抱いてくる。
日本語は本当に深いな!!
学生時代このような教わり方をしたら、もっと勉強に興味を示したかも??
奥の細道を読んでみようと思った時間でした。
