昨日、埼玉県人会の新年会がありました。
私も初めて参加させていただき、いろいろな体験をすることができました。
この会合は、埼玉県出身者で東京をはじめ各地で活躍されている人が集い年に数回会合を開催しています。
会長の大塚さんはJRで社長をされた方で、深谷出身とおっしゃっておりました。
そのお話の中で、「ダサイタマ」という言葉が一時流行り、埼玉県のイメージを作り上げてしまったことがありました。
しかし最近ではこの言葉が死語になっています。
使っている方を見かけることもなくなりました。
それよりも住みたい町ランキングでも、さいたま市等はとても上位にランキングされ魅力ある町として評価をいただくようになりました。
若い人たちも、住まいを変えるという感覚は少なくなり、今の住まいから近いところに職環境を求めるようになってきたのです。
そして、県北にお住いの方々の郷土愛はとても強いものがあることにびっくりしました。
例えば、富岡製糸場が世界遺産として登録されましたが、あのプランを作った方々は深谷出身者が中心となって造られたことをすごく誇りを持っています。
県内の偉人として渋沢栄一翁がおられますが、彼も深谷の出身です。
同じ深谷出身者にはドトールの鳥羽会長もおられます。
また、小川町からは商人の街として栄え、傑出した商人が生まれています。
ヤオコーの川野会長やしまむらの島村さんもその一人です。
埼玉県在住の方々は、埼玉都民と言われる方々が多く、概して地元に無関心になりがちです。
私もその一人でした。
しかし、郷土を知ることも大切なことだと少しは認識を新たにしました。
自分が住み育った街のことをもっと知ることで土地への愛着も生まれてくるのでしょうね。