ポイント④
◎「0→1」にチャレンジできること
普通に仕事をこなしている場合の成果を「1」とすると、その価値を「1.5」にすることは一般のクルーに求められることです。
しかし経営幹部に求められることは「0」から「1」を生み出すことです。
同じことを続けているだけでは会社を成長させ存続させることはできません。
そのため経営幹部は新規事業を始めとして「新しい《何か!》」を生み出してゆかなければなりません。
実は「1→1.5」と「0→1」で求められる要素には共通する部分が多いのですが、実際には「何から着手したらよいのかわからない?」
「基準とするゴールがないために、何をゴールとしてよいかわからない?」
「失敗のリスクが高すぎて、精神的に厳しい」といったプレッシャーがかかってきます。
その結果「0→1」を実現する知識やスキルがありそうなクルーでも十分な成果を上げられない場合もあるのです。
「0→1」の要素は新規事業の立ち上げだけでなく、ちょっとした業務の改善も含まれます。
前例にとらわれず、良いと思ったことを臆せずに提案できるクルーには見込みがあると言えるのです。