少子化の問題はこれからの日本の真剣な問題になってきました。


2008年現在1億2808万人いる人口が2050年には9700万人になります。


そして高齢化比率38.8%と人口構成にも大きな変化が生まれてきています。


夫婦が二人以上出産をすれば人口減少に歯止めはかかりますが、今の社会情勢の中でそれを実現する可能性は限りなく低い。


子育ての環境や、女性の社会進出、家庭環境、住環境等々いろいろな条件を叶えなくては、この問題は解決できない。


将来の日本の経済や社会環境はどうあるべきか?


継続的な成長を支えるには人口減少に歯止めを掛けなくてはならない。


しかし継続的成長をする必要があるのだろうか?


それよりも経済優先の社会から、生活力優先の社会構造に変える時期に入って来ているようでもあります。


企業の在り方も成長のみを競うのではなく、社員の喜びや生活の豊かさを築ける規模の企業を作り上げることも大切なのかもしれません。


日本も先進諸国と同じ悩みを抱えているのです。


少子化を止めるよりも、人口減少に堪える社会作りも重要なように思えるようになってきました。


私の友人の中にも、子供に恵まれなかったご夫婦が何組かおります。


二人の生活をエンジョイしていて、とても素晴らしい家庭を作り上げています。


それも一つの理想かもしれません。


そんなことを振り返る講演会を昨日聞くことができました。


飽食の時代から、心の時代への移り変わりに私たちは生きているのだなー!


と実感いたしました。