昨日、埼玉新聞の70周年記念のパーティーがありました。
私が生きてきた人生とほぼ同じ時間を過ぎたわけですが、地方紙としての役割を担って70年、県民にとってなくてはならない存在になってきたのです。
埼玉県は人口も720万人と首都圏の中でも多くの方が在住しており、農産物の出荷量も小松菜・ほうれん草を始めネギやキュウリなど全国トップクラスの生産量を誇っているのです。
しかしながら郷土愛の少ないことが地方紙を盛り上げる要素として欠けているかもしれません。
埼玉在住の方々の多くは、東京に通勤をされている方々が多く、埼玉都民という名称があるくらいです。
また、四大紙(朝日・読売・毎日・産経)等々に読者が流れ、地方紙としての特徴を出すことに苦心されているのも事実です。
そのような中で今月11日土曜日の埼玉新聞であっと驚くような紙面を作りあげました。
新聞が袋とじになっているのです。
それも今話題のアニメのキャラクターが全面に表現された素晴らしいものでした。
とても驚きました。
地方紙が陥りやすいことは、地元密着を意識し過ぎてローカル過ぎる傾向があり、老人紙という印象を与えてしまうことがあるようです。
そのイメージを払しょくする紙面作りをした埼玉新聞の勇気に感動を覚えました。
頑張れ「埼玉新聞!!!」
これからも特徴を生かして新しいことにどんどん挑戦をしてください。
UNIXも、毎月第一日曜日の埼玉新聞に「Timeless Beauty」なる企画ページを連載しております。
是非ご覧ください。