一時期ブログで「自分史」を書き綴っていたことがありました。


久しぶりにひも解いてみて改めて自分は恵まれた環境で育ったことに感謝をする気持ちが湧いてきました。


この仕事を選択し社会に出てからいろいろな方々と巡り合って啓発されたことが、今の自分を作り上げてきたのだと改めて思います。


生まれながらにして成功者の道を歩く人は誰一人としておりません。


スタートラインは一緒なのに育ってくる環境の中からいろいろなことを学び、考え自らの道を見極めていくのでしょう。


早い人は10代でその道を見つける人もいれば40歳を過ぎて改めて道を歩き始める人もいるのです。


私のきっかけは30代入って間もないころでした。


自分の仕事への劣等感がそのきっかけだったのです。


周囲の方々から自分の仕事が軽んじられていると感じたとき、その劣等感に火が付きました。


育つ環境の中で優越感ばかりで過ごしてきた生き方は決して恵まれているとはいいがたい。


劣等感があるからこそ乗り越える勇気も生まれてくるのです。


誰しも少なからず劣等感を抱いているものです。


それをバネにして乗り越えてきたときに自信が生まれてくるのです。


はじめから自信満々の人などあり得ないのです。


誰しもが持っているであろう劣等感を、パワーに置き換える勇気と努力それこそが人生を豊かにする原動力ではないでしょうか?