1.素直である

貧乏な人は素直さが足りないので、「そんなこと知っている」「新しい情報がない」「自分には無理」と斜に構え、行動に移しません。本気でアドバイスをしても無意味なので、そっぽを向かれます。
一方、お金持ちになる人は、先人や尊敬する人からのアドバイスを素直に聞き、愚直に行動する傾向があります。行動した結果、アドバイス内容を応用できるようになり、自分の世界が変化します。さらにそうした姿勢の人は目上の人からかわいがられるため、チャンスを与えてもらえるようになります。

2.つきあう人を選ぶ

貧乏な人と一緒にいると、影響を受けて自分も貧乏な思考になります。「不景気だから仕方ない」「やっても無駄だよ」が口癖の人とつきあうと、自分もそういう発想になります。
しかし、稼ぐ人とつきあえば、「やってみよう!」「それ面白そうじゃん!」など会話の内容が変わり、自分も発言が変わり、思考が変わり、行動が変わります。加えて、稼ぐ人は会社の同僚や学生時代の友人ばかりではなく、積極的に異次元の世界の人に会いに行こうとします。

3.義理人情を大切にする

貧乏な人はタダで教えてもらおうとし、タダで頼みごとをします。受けた恩は忘れ、お礼をしません。しかし、自分が与えた恩はしっかり覚えていて、「あんなにしてやったのに!」と文句を言う傾向があります。
お金持ちになる人は、与えた恩は忘れ、受けた恩は忘れません。教えを請うときは、たとえば必ず手土産を持っていく。何か頼みごとをするときは、必ず相手にメリットが出るような提案をするというように、義理人情を大切にします。だからチャンスのお誘いが来るのです。

4.圧倒的な集中力がある

貧乏なままの人は、何かに熱中するという経験が不足しています。すぐに飽きて、すぐに諦めます。
お金持ちになる人は、ときに周囲が驚くほどの圧倒的な集中力を発揮します。もちろん自分が好きなこと、得意なこと、期待されていることに限られますが、本当に重要な場面での爆発力がすごいのです。

5.
当事者意識が強烈

集中力の原動力となるのは、強烈な当事者意識です。貧乏な人は「自分がやらなくても誰かがやってくれる」「自分のお金じゃないし……」という発想なので、責任をとることを嫌がり、仕事にものめり込めません。
一方、お金持ちになる人は「自分がやらなきゃ」「俺が変えてやる」という使命感を持っています。だから責任から逃げない、先陣を切って自ら切り開く、間違えたら誠実に謝罪する。そうやって周囲からの信頼を得るようになります。

6.走りながら考える

貧乏な人は、頭の中でいろいろ考えすぎて行動できません。だから自分の状況も何も変わらないのです。
しかし、お金持ちになる人は、まずやってみようとします。とりあえず走りだし、やってみて間違いに気づいたらその都度修正していきます。貧乏な人がサイコロを1回振る間に、お金持ちなる人は100回振っているのです。その分、チャンスも経験値も高まり、より適切な判断ができるようになります。

7.他人の欠点を許せる

貧乏な人は常識に従おうとし、自分の価値観を他人にも押しつけようとします。そのため、他人の常識はずれな言動や欠点を許すことができず、自らも常識はずれの行動ができません。
お金持ちは、常識を疑い、柔軟で、他人の欠点にも寛容です。イノベーションとは過去の常識と決別することなので、非常識なことにも興味を持ちます。
今、インドでは億万長者がものすごいスピードで増えていますが、しつけに関してこんな話を聞いたことがあります。日本の親は「人様に迷惑をかけないように生きなさい」と教えますが、インドの親は「お前は人に迷惑をかけて生きているのだから、人のことも許してあげなさい」と教えることがあるそうです。前者は窮屈さを感じますが、後者はほっとするものがありますね。



iコンシェルより