観てきました。
「終戦のエンペラー」を!
今の平和な日本の礎になったきっかけを見たように思えました。
終戦の年に生まれ、戦後の混乱期に育った者として見過ごす訳には行きませんでした。
そして終戦後の日本を導くきっかけを見させていただき涙しました。
陛下のご決意のお言葉の深さに感銘を受け、二度と同じ過ちを犯してはならない!と改めて思いました。
国を守り、国民の生活を守るために自らの身命を掛けた陛下の言動に、リーダーのあるべき姿を見ました。
日本が平和国家になり、私たちが今、平和に暮らすことができているのは、人間天皇の誕生に裏打ちされていることが前提にあります。
ちょっと残念なことは、このような映画をなぜ日本が作れないのか?ということです。
ハリウッド映画として描かれていることに、少し違和感もあるのです。
戦後のことが時間と共に希薄化してきていることは、歴史をキチット認識していないことも要因なのではないでしょうか。きちんと認識していれば、きちんと受け継ぐこともできるのです。
占領軍から見た日本を描いたこの映画と対照に、日本から見た平和への道筋を映画化してくれることも期待しています。
誰でも戦争はしたくありません。
二度としたくありません。
大切な家族や友人を亡くすことはどんなにつらいことか!
そのためにもこの映画を参考にしていただけることを望みます。
廃墟と化したこの国が見事に立ち上がり、世界の注目を集めたことにもっと誇りをもちたい!
そして戦後68年の歳月が流れ、これほどまでに平和な時間を享受してきたことに感謝したい。
実に素晴らしい国に生まれた。
実に素晴らしいときに育った。
実に素晴らしい人たちと出会えた。
その素晴らしい一生を日本で過ごせたことに心から感謝を致します。