先日、妻の母親が98歳の天寿を全うした。


彼女は、8年ほど前に胃ろうの手術をして、栄養分を直接胃に流し込む手術を受け、命を永らえることが出来ました。


しかし、心と体のバランスを崩していて、妻を認識することもままならなかった。


つまり寝たきりの状況での胃ろう手術は家族にとって後悔でもあったのです。


自分の意思で何も出来ることができない。


しかし、命は永らえている。それも10年近くもその状況が改善されることが無い


そして先日、ある友人とゴルフをすることになった。


彼は、昨年、口腔ガンを患って手術、抗がん剤治療の苦難を乗り越えてた矢先、今度が食道にガンの転移しているのが見つかった。


彼は再度の手術を拒み、自然療法に賭けることとして。


しかしがん細胞は拡大してゆき食道を完全に閉鎖してしまい食べることがまったく出来なくなってしまった。


そして今回、胃ろうの手術をして、栄養分を直接いに送り込む手術受け、なんと後フルが一緒に出来るまでに回復し、元気に一緒にプレーをすることができた。


彼のとのゴルフを参加者全員が大変に喜んだ。


生きる価値観をゴルフを通じて蘇らせ、人生の目標にしてくれたことはうれしい限りです。


同じ、胃ロウの手術を置けているのですが将来の夢を描け、社会復帰を楽しみには励んでいる方と、同じ手術でも大きな違いがあるものです。


医療の問題も最も大切なことは、人間としての尊厳とみずからの意志で健康を取り戻すことでもあるのです。



現実はその端境期で翻弄されているのが現実です。

彼のような状況で胃ろうをするということは、人生の新たなる可能性を見つける意味で大きな役割を担っている。


医療の現場では、どの患者もおなじではありません。



患者の将来にとって役立つ治療こそがこれからの医療現場の仕事だと思います。