昨日の成人式は、大変な天候になってしまい、気の毒な一日になってしまいました。


だからと言って彼等の表情をテレビで拝見していると、それなりに楽しんでいたり、、思い思いのファッションをして自己主張をされている若者たちを見ていると、うれしくなりますね。


成人を迎えるということは、社会的にも大人の仲間入りをしたことでもあり、責任ある一人の人間として権利と義務が生じてくるのです。


権利主張をすることと同時に義務を果たすことがいかに重要か!


以前、私が教わった哲学のひとつに「義務先行」という言葉を思い出します。


義務とは「人が人として果たすべき責務!」と定義付けています。


例えば「納税の義務」を考えてみましょう。


誰でも税金を納めたくはありません。しかし、日本国民として「納税の義務を果たす」ことは責務でもあり、それによって日本という国が存在しているのです。


権利を主張するよりも義務を果たすことを先に考えるべきだと思います。


今の社会はどちらかというと権利主張が先に立っているように思います。


以前、モンスターペアレントと言って自己中心ともいえる理不尽な要求をする親たちを存在いたしました。


権利主張が行過ぎると自分中心の主張を繰り返し、自らが果たすべき責務を忘れてしまうのです。


本来やるべきことを後回しにして先に権利主張をすることで自分の欲求を果たそうとすることは決して褒められた行動ではありません。


新成人にささげたい言葉として「義務先行」を果たしていただきたいと思います。

このような行動は必ずや人々に心に訴えることも出来る。


そんな大人になってもらいたいですね。