どんなビジネスにも転換期があります。


私たちの美容業界も今この転換期を迎えていると感じています。


過去を振り返ってこの業界は常に右肩上がりの成長を遂げてきました。その結果、日本国内でも株式公開企業も生まれ、社会的認知も広がってまいりました。


しかし経済成長を続けてこられた時代は、新しい市場が自然発生的に生まれ、その恩恵を受けていたのです。


しかし、今の時代は新市場を待つのではなく新市場を作り出すことが求められています。


美容室というカテゴリーから、新しい産業を生み出すことが新市場を作り出すことになると考えているのです。


例えば「QBハウス」は間違いなく新市場を作り出したといえます。


その考え方の基礎に、理容師の徒弟制度の打破と、組合制度への警鐘がひとつのきっかけにもなってきました。


現行の理容師法・美容師法に基づいた資格制度の中でどうのような新市場を作り出すか?この新しい枠組みを生み出すことが新市場を作り出すきっかけになるはずです。


法規制が進むにつれて、それによって守られる存在と、それに対抗するように新しい考え方を導入する存在と分かれてきます。


私たちUNIXはどちらかというと後者の考え方を持っています。


「業界の常識は社会に非常識」という言葉がどの業界にも存在致します。


既存の枠の中でビジネスを展開することは確かに端的であることは間違いありません。しかし時代の変化を間違いなく消費者の変化でもあるのです。


消費者の変化を見過ごして自分たちの都合の良い理屈は結果として、自分たちの産業をつぶしてしまうことになりかねないのです。


消費者の変化を敏感に捉え、その思考を理解した新しいビジネスモデルの構築こそ新市場を生み出す原動力になってくるのです。


UNIXはSPA部門の充実やネイル事業に進出したり、ウィック分野、ブライダル事業とその範疇を広げてきたのは「美生活総合サービス業」という新しいカテゴリーを作り出そうと考えたからです。


事業は常に変化をしています。その変化を的確に捉え、事業の再構築をしてこそ新しいビジネスモデルを築くことにもなるのです。


UNIX Beauty Innovationと会社のネーミングにも改革を宣言しています。


進化の時代を捉えられるビジネスモデルを構築することこそ、UNIXが目指すべき道筋ではないかと考えているのです。


今後の変化にもご期待ください。