どの企業でも商品を発表する前に、その商品の価値と価格について真剣に考えるのは当然です。

そしてお客様が考える価値とはどのように感じられているのか?商品やサービスとのミスマッチは無いのか?という視点にたって真剣に議論を重ねられているはずです。


 UNIXにもこの春から発売したプログラムとして「タイムレスビューティー」があります。

昨今、アンチエイジングというキーワードは商品価値を表す言葉として多用されています。

女性にとって若々しさと美しさを失うことは、人生の価値の多くを失ってしまうほどの大きな意味を持っています。


「ダイエット・美肌効果・若返り・素肌美・イキイキした髪・美ボディー」


いつまでたっても女性は健康的で美しくいたい。その要望に応えられる商品なら必ず成功する。と考えて発売に踏み切りました。

しかしながら現実はそれほど甘くはありません。

つまりお客様が感じる価値とは、自分だけの基準に基づいて価値判断がされるのです。

例えばこの商品にはメイクに関しての商品構成が導入されていますが、日々メイクを自分自身でされているお客様にとっては、その商品価値を認識されない場合もあるのです。

またプロメイクは再現性が難しく、メイクの価値を認めるわけには行きません。

時には、化粧品コーナーで美容部員の方々から商品説明と同時にアドバイスを受けることで解決されていることもあるのです。

また、今の時代、専門職化が進んできて、ヘアーメイクアーティストとしての価値よりも専門性の価値を好む思考も高まってきているのです。


このような時代にお客様に本当に受け入れられる商品とは何か?

難しいことではありますが、その答えはお客様をもっと観察する目を養うことがと思います。


自分たちの強い思い!

その思いとお客様の思考が一致したときこそヒット商品を生み出す原点となるのでしょう。

今ではヘアーカラーは私たちの主力商品に育っていますが、10数年前にはまだまだ一部の方々の白髪染めという程度の商品でした。

その時代に彗星のごとく現われた安室奈美恵さんが輝かしい髪色でセンセーショナルを巻き起こしてくれました。それがお客様に強烈な印象を与えたことから、ヘアーカラーのブームが始まりました。


ヘアーカラーがお客様に一般化されたのはまた十数年前だったことを考えると、まだまだ歴史は浅いのです。

当時同世代だった方々が、アラフォー世代として、今の時代のファッションリーダーとしていろいろな経験を積みかねてきました。オシャレに関しての自意識はとても強い世代に方々のファッションへの認識は私たちの強力な味方となっているのです。


タイムレスビーティーとは、単なる若さを取り戻すということだけではなく、オシャレに関して深く認識されたお客様にとって、自分を表現する大切なツールとして活かせるようになってこそ、UNIXの商品の価値を生み出すことが出来るのでしょう。


十数年前と比べて、経済的には決して豊になったとは言いがたい時代、そんな中でいつまでも若く保つためには、お客様自身が厳しい選択肢を持つようになってきたのです。

価値が高く、価格が相応な商品ならお客様に支持を得られると私は感じています。社員教育と共にお客様に知っていただくことが出来たときこそ、この商品の価値を高めることも出来るのでしょう。


ぜひUNIXの「タイムレスビューティー」をお試しください。