私たちは人と人とのつながりによって人生を歩んでいると思います。


ある友人から「起縁・結縁・随縁」という言葉を頂きました


出会いこそ縁の始まり

どんな出会いで親しくなれたか?

人のつながりには重要な意味をもっています。


友人の紹介で出会うこともあるでしょう。

同じ趣味のサークルで出会うこともあるでしょう。

私たちの場合はサロンで出会うこともたくさんあります。


私が両親の出会いの話を聞いたことがありました。母が父と出合ったのはなんと結婚式だったとのことです。昔は出会いをそれほど重要に考えず、出会い以降で夫婦の関係は構築できると考えていたのでしょう。


確かに歴史を振り返ると、政略結婚の時代は出会いなど必要なかった。

それが時代が移り変わり男女の出会いの場が広がってきました。また、社会体制も自由主義が浸透して恋愛は一般化されてきました。


また、恋愛年齢も低年齢化している。しかし、(結縁)にたどり着くことなく別れてしまう傾向も生まれてきています。


せっかく出合った縁を結び付けてこそ本来の縁ではないでしょうか。


この結びつきを高めること、そしてその結び付けを一生のものとして継続できるようにならなくては愛の存在に結びついてこないと考えます。


愛とは継続(随縁)してはじめて愛の育ってゆくのです。小説のような一時的な感情だけの愛は多くは存在しない。


それは仕事の場面でも同じとがいえると思います。


一度出合った環境を是として捉えるなら、それは起縁となってくるのです。

そのような企業風土があることで人間同士の縁が深まってきてお互いの結びつきが生まれ結縁として育ってゆくのです。

そして、結ばれた人同士が目的をひとつにして前進するからこそ、目標を達成することが出来る。それこそが随縁といえるのです。


良い縁をつなげてゆきましょう。