今月15日に毎年恒例の「UNIX SPIRIT」が開催されます。
UNIXでは、毎年決算時期にあわせてお取引先を中心に、お客様も含めてお招きして「事業計画発表会」を開催させていただいております。
この発表会は今回で30数回を数えるまでになりました。
創業期、社員のモチベーションを挙げることを目的として、技術者集団としての企業から、マネージメントを理解しうる為に経営計画を作ろう!
というような目的で始まりました。
当初のスローガン「ハサミとコームで88!!」というものでした
また美容という産業が企業化される前の話で経営計画とい言葉すら浸透しませんでした。
「88計画」とは損益分岐点を88%にしよう。という計画でした。
経理処理といっても税務会計が中心でした。
当時、マネージメントゲームを勉強してその面白さに魅せられ、経営計画を作成することの挑みました。
経理指標を計画的に取り組むことは結果オーライ型企業からの脱皮でもあり、計画経営への始まりでもありました。
私たち美容師は仕事の性質から出たとこ勝負という考え方になりやすい。
30数年前にこのような考え方に基づいて事業計画発表会を行ったのです。
当然、社員のモチベーションupが基本としてありますから、コンクールやショーを織り込んでお祭り的な様相にしていったのです。
当初、お取引先の参加される企業さんも多くはありませんでした。
社員のモチベーションUPのの目的が優先的な催しでもあった。
そして20周年を迎えたとき、転換期が訪れました。それは今から18年前の話です。
「UNIX FAIR」を開催することになりました。
地域の方々のUNIXの主体性を知っていただこう。
お客様に美生活の楽しさを味わって頂こう。
お取引先にも参加していただき、美容の素晴らしさを広めてゆこう。
このような考えの下、お客様を中心のイベントの中身に変化をつけてきました。
美容の仕事の広さに私自身が強く意識したのはこの頃でもありました。
単なる美容サロンとしてではなく、「美生活総合サービス」としての考え方が生まれてきた原点でもあるのです。
「モノからサービスへ」への時代と共に、私たち美容業界全体が転換期に差し掛かっていたのです。