「天動説と地動説」


地球が生まれたときから地球が太陽の周りをまわっていることは現代の人は全員知っています。


しかし、それは僅か400年ほど前、コペルニクスが地動説を唱えて判ったことで、それまでは、太陽が地球の周りを回っていると皆思っていました。


今起きている事実を表面上で捉えることは、時には根本的な間違いを起こしているのではないか?と考えることが、私が考える主体性です。


自分のおかれた環境に甘んじているほうが人生を楽しむ!という考え方からすれば正解かもしれません。


しかし、同類の中で身を任せておくと傷つくことも無ければ、成長することもありません。


概して、困難な道を選択することが自分を再発見できるし、新しい考え方を習得できるようになります。


なぜでしょう?


私はそのように考えるようになっていきました。


決して豊かでなかった少年時代に、両親が味わった悲哀を感じ取れるようになりました。


この仕事を選択したとき、大きな意思があったわけではありません。


しかし日々を一生懸命に生きてゆく中で、やるべきことの原点が見えるようになってきました。


例えば、美容業界に身をおいて、カリスマともてはやされて過ごしたほうが楽しい人生だったかもしれません。


しかし、私はその道を選択しませんでした。


それは、社会の大きさを知り自分自身の小ささを知ったことで、広い世界に挑むことが、自分自身の役割だと感じるようになったからです。


常にポジティブに、常に主体的に、私たちの仕事の成長を目指して取り組んできたことは、今考えれば牛の歩みだったかもしれません。


でも、誠実に懸命に歩んできた道を後悔した事はありません。


まだまだ、この道半ばです。


広い世界とは、経済界の中でその存在を認められる事だと思います。


そして世界企業として、UNIXの存在価値を認識していただけるようになってこそ、

自らの役割を果たしたと言えるのでしょう。


まだまだ先は長いです。


心の若さを常にもち続けながら、がんばるぞ!