大変ご無沙汰をしております。


幹部社員の紹介もそろそろ終わりにして、次なる話題へと入ってまいります。


私が事業を推進してゆく中で今の考え方が出来上がった経過をお話致しましょう。


第一に「主体性の原則」という言葉を常に社員諸君に話をしています。


主体性と、主観性には大きな違いがあります。


私が事業を始めた当時、この仕事は美容師の採用がもっとも重要な仕事でした。


しかし、埼玉県蕨市に会社がある状況で、無名のUNIXには社員採用をスムーズに運び要素がありませんでした。


店舗をつくることはできても社員を採用するということは至難の技です。

当時、美容学校に言っても時には門前払い!


そこで思いついたのが、美容学校に頼らず採用する方法を考えました。


地方の高等学校に直接訪問し、美容師候補生を直接採用、仕事をしながら通信教育制度を使ってライセンスを取得する方法です。


この採用に切り替えていきました。


その結果、今では幹部社員にまで育ってくれたのです。


主体性の原則とは、ひとつの道が閉ざされたとき誰かに頼るのではなく、新しい道を探ることです。

そしてその道を自ら見つけることです。


このようなことはどの問題にぶち当たってもいえることなのです。


美容師はどちらかというと依存度の高い体質が染みついています。


それではいつまでたっても主体的な仕事をしてゆくことができません。


自立をするということは主体性をもった仕事ができるかどうかです。


次回も主体性について語ります。