今日からは企画総務部長の水島を紹介致します。
彼は私の長男でUNIXに入社したのは10数年前になります。
大学卒業後、トヨタの販社で仕事をしているなかで将来の自分の向かうべく道を探していたのでしょう。
UNIXに入社するにあたり、息子であるという条件をなしにして採用試験に臨みました。
そして現場の第一線に立ち、アシスタントとしての修業が始まったのです。
当然、ライセンス取得のための勉強も平行して取り組んでいました。
彼は、決して器用なほうではなく、技術者として感性が優れている。というほどではありませんでした。
あるとき、彼との会話の中で、お客様の要望を聞いてスタイルを決定するのですが、彼はそのスタイルが思い浮かばない!と苦心していたことを思い出します。
彼の特徴は組織の中で力を発揮する能力を持っています。
人にはいろいろな特徴を有しています。
技術者としては向いていなくても管理職として力を発揮する人はたくさん居ます。
間違いなく彼はそのタイプの人柄を有しているのです。
子供の頃を少し振り返ってみましょう
小学校高学年の頃、私が常に言っていたことを彼は実践したことがありました。
「チームのリーダーになるために自らが行動を起こさなくてはならない。」と
そこで彼を考えました、今までどちらかというと余り目立つ生徒ではなかったのですが、そのときは勇気を振り絞って児童会の会長候補に立候補したのです。
当時の児童会の会長選は教師が事前に決めた人物を推薦する仕組みになっていたのでしょう。
彼は立候補と聞いて決意を新たにしたのでしょう。
しかし、残念ながら負けてしまいました。
それはそれで彼にとって大きなチャレンジだったのでしょう。
なんとなく人間として膨らみをもった時期でもありました。
それまでの彼はちょっとしたことでキレル時もあり、親として心配することもありました。
そして彼が中学を受験するにあたり、全寮制の学校への進学を勧めていました。
彼の気持ちとしては、いままでの友達と分かち合うことに不安を感じ当初は反対をしていましたが、次第に納得をして受験することになりました。
この後の続きは後程書いてまいります。