UNIXには「パーソナルサービスの原則」があります。
パーソナルとは個人的な、という意味合いがあり、一人ひとりにあったマーケティングや人事戦略、お客様対応等に対する考え方が、底辺の存在いたします。
現在400名近い社員がUNIXの運命共同体として勤務されています。
一人ひとりの生活や、ライフスタイルを始め、生活環境まですべて異なっているはずです。
それをすべて一元管理するということは、時には受け入れることが難しい場合もあります。一人ひとりの事情に合わせて管理の仕組みを作らないと、お役所仕事になってしまいます。
決められたことを決められたとおりすることは、誰でも出来るはずです。
しかし、それではUNIXらしくありません。
お客様からいただく、アンケートもパーソナルサービスの一環でもあるのです。
社員を大切に考えているからこそ、パーソナルな対応が大切なのです。
私が始めた社員諸君への誕生日プレゼントも、今では社長が引き継いでいます。
一人ひとりの状況を把握しながら、手紙にしたためてメッセージを送ることで、社員と経営トップのつながりを強くしている。
社員一人ひとりの意見を取り入れて、サロン運営に活かしてゆくこともこの考えに基づいているのです。
お客様に対しても同様です。
このような考え方は、私がビジネススクールに通学しているときに教わったケーススタディーが原点となっているのです。
アメリカの百貨店「ノードストローム」の「NOといわない百貨店」が大きな参考になっているのです。
お客様からいただくクレームに際してすべて受け入れる、社員にその権限をもたせることにより、責任の大きさを強く意識するようになるのです。
その事例をそのまま導入するには多少の無理が発生いたしますが、「お客様は常に正しい」という考えを徹底しているのです。
規則を守るということは企業を守るということと同じでもあります。
しかし、時には「相手を守る」(お客様・社員・取引先)ということがもっと大切になることがたくさんあるのです。
この考え方なくして「パーソナルサービス」の実現は出来ません。
UNIXをご利用いただき、このようなサービスの欠如にはアンケートを通してご意見をお願いいたします。
次のご来店までに、対応できるように徹底してまいりたいと思います。
パーソナルサービスの原則こそUNIXらしいあり方だと考えているのです。