「学・術・道」
この言葉を先輩から教わった事があります。人間の進化の過程では、まずは学ぶこと!学んでゆく事でノウハウを習得し始め、それが技術や知識として仕事に役立ってくる。そして将来の道筋が見えるようになってきて始めて、心の存在や精神論を語ることができる。この時代はまだまだ学ぶべき事がたくさんあり、その習得に時間を費やしていて時代でもありました。
そんな中、コンピュータに興味を持ち始めたのが逸早かったと自負しています。
日本総合研究所の方々との交流を通して、生まれた知識は次第に次の経営の有り方や時代を反映する仕組みつくりに取り組み始めました。
当時、パーソナルコンピュータが出始めたころで、アップルやコモドールといったアメリカのコンピュータが入り始めました。一般的な企業は導入していたのはオフコンで当時としては導入が早かった。
当然、今のようなソフトが有ったわけではありません。言語としてBASICを学ばなければ動かない!
まずはBASICを学ぶのですがこれがなかなか難しい!「then go to」など英語の言語の組み合わせなのですが、数学的力量と科学的能力を必要でもあり、私にとってはとても難しいことでもありました。しかし不思議なもので、いくつかのプログラムを作り上げて実行すると、ビックリする動きをする事に感動をしました。
始めて取り組んだものは年計のプログラムでした。今ではEXCELで簡単にできますが、当時としては画期的でした。ひとつデータを入力すると全体の数値が一気に変わることに「ウォー」とその感動は驚くほどでした。