2日間で合計5期までゲームを進めるのですが、自分の頭の中身ではルールをマスターするのにとても時間が掛かってしまいました。一期目は全員が同じルールで始めますから、当然決算も同じにならなくてはなりません。


このゲームの特徴は、商売する事と同時に経営戦略を練ることが大切な要因です。そのためには正確な決算ができなくてはなりません。


マトリックス会計を使って決算をするのですが、その決算の仕方が独特で、高校で専攻をしていた簿記とは少し考え方が異なっているのです。全ての取引を一対一にする事によって勘定科目を整理統合することができる。一見して面倒くさいようですが、実に合理的にできた会計システムです。


 ゲームだけに終わらせる事なく、ゲームを通して、会計学も学び、そして経営戦略も一体化した画期的な教育プログラムでもありました。


 しかし、私にとって難関だったのはルールを覚える事と、会計の仕組みがなかなか理解できず、担当講師に大変迷惑を掛けたのは間違いありません。


なんと二期目はひとつも売れる事ができませんでした。そして三期が終了、帰宅して翌日からの経営戦略を練ってくることが宿題となりました。