それだけ自分自身の仕事のあり方について自信がありました。


 技術では絶対に負けない。日本でNO1を誇ったコダマで修行したことは自分にとって大きな自信となっていた。埼玉で負けるはずも無い!との自負心も強くもっていました。


どんな事にでも一流と接する事ができたとき、それは自分自身の自信として大きな力を授けてくれます。その影響を大きく受けていたと自負しています。

当然、そのために自分がやる店は地域で一番にならなくてはならないし、しなくてはならない。だからこそ自分に全ての権限を集中することに意味がある!

そんな強い思いがあったからこそ、強気の発言ができたのだと思います。

 始めて自分自身として営業をさせていただいたのは9月17日でした。客数は父からの受け継ぎで初日は9名のお客様を担当いたしました。

おかげさまでお客様は両親との関係を熟知しており「タツヤ」の呼び名が有名だったために、皆さんとても親しくしてくれました。父に対して息子が返ってくれたことを我が事のように喜んでもくれました。それは自分にとってとても勇気を与えてくれることでもあった。それから次第に紹介をもしてくれるようになり、10月には改装にも取り組みました。


店名も「バーバーニューミズシマ」と新しくなったことを強調した店になったことで一気の客数も増えてきました。

なんと12月には父と母と自分の3名で売上24万円、客数800名以上をやれるようになった事は店舗を運営する魅力が大きく育ってきたのです。大晦日に来店いただいたお客様は62名、私1人の技術者でしたから、今では考えられない客数をこなしていたのです。