2年生当時、最強といわれた作新学院と練習試合をした際、衝撃的な事実を味わう事になりました。大宮球場で行われた試合で、二日間にわたり大宮地区との交流戦が行われました。初戦は大宮高校、当時は埼玉県最強でした。しかし、春の甲子園優勝投手八木沢選手を有して悠々と勝利を挙げてきました。
我が校は翌日の試合で、二番手投手の加藤投手と対戦いたしました。しかしボールが早くでバットにかすりもしません。
やっと当たっても内野ゴロか内野フライ、外野にボールが飛んでゆかないのです。結局ヒットはやっと内野安打1本、完全試合は逃れましたが21三振と新聞にも書かれるくらいの大敗を喫しました。
その年の作新学院は夏の甲子園で加藤投手を擁して夏を制覇して春夏連覇を果たしました。八木沢選手は大会前に感染症にやられて出場することができなかったと聞きました。
そんなすごいチームと対戦できた事はチームにとっても衝撃でもあり、練習に対しての取り組みもいっそう熱を帯びてきたのです。