その年齢になると女の子がまぶしく感じる頃です。なぜかその時代は女の子の成長は早く、男子より早く大きくなっていたようです。魅力のある子もいました。しかしその点に付いては晩生の自分にはその子と話すことさえ出来ずにいました。ある授業中に、なぜかその子名前をノートに書いていました。それを授業終了後友達に見つかりはやし立てられたことがショックだった。子供心の初恋とでも言うのでしょうね。そして小学校の修学旅行が日光に行くこととなりました。彼女と写った写真がそのときの最も大切な宝物!小学生時代の淡い恋心でした。

 そんなこんなで小学校を卒業、阿佐ヶ谷中学に進むこととなりました。

この中学入学に際し、両親は子供たち三人へおそろいのジャンパーを買ってくれました。その記念の写真が一枚あり、良い家柄のお坊ちゃんに見えなくも有りません?

 そしてこの中学で初めて初恋をするのです。同じクラスにいた女の子で清楚で可愛らしい女の子でした。何となく「可愛いな!」と感じながら何となく時間が過ぎていました。そして彼女から突然話しかけてくれ「わたし、転校する事になった。会えなくなってごめんね!」との一言に愕然としました。まだ出会って1ヶ月余り、あまりのも早い別れに自分の悲劇を感じたくらいでした。彼女が転校する先は麹町中学校、当時の進学校として誉れ高い中学校で彼女のご両親が娘の将来を考えて麹町中学校に転校をして行ったのです。

最後の別れの日に自分の小遣いを叩いでプレゼントを買いました。何を買ったかは今になっては覚えていませんが初恋が終わった瞬間でした。余りにもあっけなく初恋は終わってしまったのです。でも新しい恋が待っていたのです



明日から5日間海外に出張いたします。来週になったら再開いたします。しばらく続きはご辛抱ください。