昨日の続きとなりますが、私の高校の同級生に武蔵野銀行の頭取の加藤さんがいます。
今日、彼とお会いする機会がありました。
最近の経済情勢について語り合ってきましたが、埼玉県の経済は、製造業が多く、まだまだ経済の回復を実感するまでには至っていないとのことです。
新聞等では、製造業が俄かに元気を取り戻しているとの報道が流れていますが、まだまだ中小企業にはおこぼれが回ってきていないのが現状です。
その大きな要因は、大手の製造業は生産拠点を海外に移転してコスト削減に努めたことです。その結果、収益構造の変化が出てきているのですが、国内の製造業にとっては、まだまだ業績回復までには至っていないのが現状です。
日本が持っている技術が優秀な事は世界の人から認められています。しかし昨今では、その技術陣すらも海外に移転をする人たちが続出していて、技術の流出も多く出始めています。
このような事態を日本全体で危惧しなくてはなりません。
銀行の果たす役割は、地域経済の活力をいま一度生み出せるように尽力することでもあり、その役割を担うのが、自らの仕事と位置づけていました。
銀行改革が進む中、トップとしての責任感はさすがでもあり、同行した森社長と共に感心してまいりました。
経済界のトップはやはり日本の将来を本当に憂いでいるのですね!
私達も日本経済の活性化の為に少しでも役立つ事ができればと考え、自らの仕事に懸命にとり組む決意を新たにいたしました。
我が同級生には凄い人がいるものです。
これも私の人脈の誇りのひとつです。