たくさんの方々が知っているオペラ「カルメン」の公演が2月14日バレンタインディーの日に、川口リリア音楽ホールで開催されました。
私達の会社が支援して開催されましたが、「川口市民オペラを考える会」が主催した今回の公演は大盛況に終わりました。
UNIXのスタッフが裏方のヘアーメイクを担当しており、スタッフ諸君はいつもとは違った素顔を見せてくれました。
特に感心したことは、衣装担当の渡辺園子さんの、メイクアップアーチストに対しての指導でした。
私達美容師はメイクのプロでもありますが、舞台メイクに関してはまだまだプロ域に達しておりません。だからこそ厳しい指摘もうけました。
このキャストは「田舎の娘役!田舎の娘のようなメイクをしてください」との厳しい指摘を受けていました。
どちらかと言うとヘアーメイク担当をするスタッフはキレイにすることは得意なのですが、役を理解していないでメイクをするから、みな可愛くなってしまい、役を演じるキャストの特徴を出せなくなってしまったのです。
舞台メイクをすると言うことは、ストーリーを理解し、役者が最大の演技を発揮できる素地を作ることでもあり、最近の映画で話題の「アバター」の特殊メイクはメイクの究極でもあり、その想像力は計り知れないものがあります。
私達美容の世界はまだまだ広がっていて、メイクひとつとってもいろいろな分野で活躍をしている方々がいます。
次回は公演の内容についてお話をいたします。