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ユニバース・クエスト
Universe Quest 代表 神田みゆきです
ワンネス2020年8月号
に投稿した記事を紹介します。
SDGsを知っていますか?⑥
SDGs Association 熊本代表
SDGs教育コーディネーターの神田みゆきです。
今回は日本の課題について考えていきます。
今回はSDGsの17個の目標、すべてを対象にした世界ランキングの結果を紹介します。
ランキングの対象になったのは166カ国です。
毎年、世界のSDGs達成度ランキングが発表されています。最新のデータによると、166カ国中1~5位を占めたのは北欧の国々。
スウェーデン
デンマーク
フィンランド
フランス
ドイツ
でした。
日本は今回17位
昨年と一昨年は15位
最初に出された2017年の11位という結果からは下降傾向にあります。
画像参照:SUSTAINABLE DEVELOPEMENT REPORT 2020
この図は、日本の達成度を評価したグラフです。
これは信号機の色のように、
赤「最大の課題」
オレンジ「重要課題」
黄色「課題が残っている」
緑「達成できている」
を意味しています。
赤信号で最大の課題とされたのが、相対的貧困率です。
また、ジェンダー平等の視点では、女性国会議員の数の少なさ、男女の賃金差、家事や育児などの無賃金労働を行う時間の男女格差などがあげられます。
気候変動に関しては、エネルギー消費や輸入に伴う二酸化炭素(CO2)排出量の多さ、海や陸に関する部分では、水産資源の乱獲・崩壊、輸入による海洋生物多様性への脅威、絶滅の恐れのある野生生物のレッドリスト指数など。
また、パートナーシップに関しては、国民総所得(GNI)に含まれる政府開発援助(ODA)の割合の低さと金融秘密度スコアの数字なのだそうです。
そうか、そんな課題があるのかと、指摘されて改めて気付くこともありますね。
私は
【SDGsは世界を見る窓】
だと思っています。
例えば「部屋に赤いものが何個ありますか?」と聞かれたら、赤いものが目に入りやすくなりませんか?
脳は、質問されたら答えを見つけようとし続ける性質があるんです。
SDGsを17個の窓に例えると。。。
1番の貧困をなくそうという窓から、「貧困の問題ってどこにあるかなぁ」と意識して世界を見てみると、色々な課題などに気づきやすくなる、といった感じです。
次回はこの窓を通して、日本や熊本のいいところ探しをしていきたいと思います。
ワンネス(oneness) 1998年創刊
菊陽町の熊本日日新聞販売店が発行
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