とんでもないことが起こりました。

正直、信じられません。昨日、ネットでトピック見たときは何を寝言言っているのだとスルーしたのですが、朝新聞の一面に出ていてびびっています。

ニュートリノという粒子の速度が光速を超えているというのです。

お化け粒子とかつて呼ばれ、小柴さんがカミオカンデで発見しノーベル賞を取った粒子。

ニュートリノ振動という現象により質量を獲得しているとされています。

質量を持っているんです。

質量があるということは、アインシュタインの相対性理論によれば、光速に近づくと質量が無限大になるのです。
※速度が早くなると質量が増えるという方程式があるのです。

無限大の質量のものを加速するには無限大のエネルギーが必要です。

無限大のエネルギーなんて得られないから絶対に光速を超えられない。
物理学の根底になっている理論です。誰も疑わない程の基本原理です。

現代物理学は相対性理論に基づいて構築のされています。

それが、ひっくり返ってしまうのです!

理論をそのままとすればニュートリノにはマイナスの質量があることになるかもしれない。
タイムスリップをしている粒子があるのかもしれない。

物理学は新たな段階に入るかもしれません!

学生時代、素粒子物理学を研究していたので、本当にびっくりしてます。卒論のテーマ、ニュートリノだったし(笑)

宇宙膨張やビッグバンなんかにも大きな知見が得られたりするかもしれません。

ワクワクして仕方がありません!
研究室に戻りたくなってきました(笑)

今までやって来たこと全部間違っていたのか?と不安にもなったり。

全てがひっくり返るのも面白いかもだけど(笑)

ビジネスでも、そうだけど既成概念を覆した所に新たな世界がある。
あり得ないと思考を止めちゃいけない。
そんな風に思いました。

人間は、それを乗り越えて進化するのだろう。

天動説が地動説によってひっくり返り宇宙観が全く変わったのと同じように。

人間は神が作ったと言われる宇宙の神秘へどこまで迫れるのか。
この発見は神から人間への挑戦状なんか。

長い戦いになるでしょう。
でも、人間は乗り越えるでしょう。

楽しみすぎる。
こんな話、子供たちに聞かせたい!




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