僕らには知らない世界が多すぎる。

それに出会う喜びもあるのだけど、闇に消えていく世界もある。


例えば、戦争と平和の矛盾。

この僕の当たり前の平和の為には、他国の戦争が必要不可欠であったり。

例えば当たり前に使うこのペン、このペンのプラスチックを巡って戦争があり、また流通を巡って争いがある。

携帯もそう。車なんてわかりやすい例のひとつだ。


僕一人生きていくために、たくさんの犠牲が必要なんであって、それが人でなくとも僕が食い生き延びるために今までだけでも数え切れない命を口にした。

なのに人は平和を唱う。

当たり前の生活をし、犠牲をつくり、生きながら、平和を熱唱する。


仮に犠牲が無くなれば、なんとも不便な世界と化すだろう。

仕事をせずに金が欲しいと言うに同じ。

犠牲なしですむ世界を作る…

その答えは多分無いだろう。


本当の平和と協調を求めるのなら、みんな一緒に死ぬことかもしれない。

世界ごと滅びる、究極の調和。

少なくとも人間が減ること。

誰も口にしないけど、それが現実。

もしそれが答えだとして、そうすればまったく争いの無い、真の平和が訪れるとしても、誰も賛同しないだろうな。

それでも他の答えを求め続けるだろう…


もし平和になる代わりに、不便な生活が訪れるとして、何人の人が賛同するだろうか。

少なくとも僕は不便な生活はごめんだし、平和のために死ぬこともしない。



まったくもって矛盾世界。