ゴッホの絵について考えると
美というものに対し考え込まざるを得ません
たんに画家というより、人類史上の天才ともいえる画家ゴッホの絵は
彼の生前には1枚も売れず
ゴッホは画商だった弟に生活を支えられて生きていました

弟が保管していたゴッホの絵は
やがて高い評価を得るようになりました
多くの画家に影響を与えたばかりか
作家や哲学者にさえ強いインパクトを与えました
ただの絵画ではなく、哲学的思想的問題作となったのです

美について、それまでの価値観が崩壊してしまいました
あんな凄い絵を見せられると
普通の絵は、ほとんど価値が無くなってしまいます
後の芸術家達に厳しい課題を突き付けました
絵画に人々の心に革命をもたらすものが期待されるようになったのです

実際、ピカソをはじめとして
20世紀の画家達はゴッホに続きました
数々の芸術運動が起きましたが
結局、ゴッホの生き方である孤独な闘いに帰っていったと
ピカソは語っています

そのゴッホの絵の一枚が民家で発見されたことがあります
壁の穴を塞ぐために使われていたのが発見されたのです
美というものは、高度であるほど
それを理解できる人が限られるものらしいです