金を使うということの意味を考えます
金というものは人か人へ渡ります
誰かの支出は誰かの収入です
人々がケチに徹し金を使わなくなると
誰の収入も増えませんから、経済が低迷し、不況になります
経済学的に言うと
金を使うことは経済を成長させ、好況をもたらします
逆に、金を使わなければ、不況となるのです
したがって金を使うことが正しく、ケチは間違いなのです
これはもう、経済学の常識です
しかしながら、家庭の道徳では金を使うことは悪です
なるべく金を使わず、貯金しておくことが正しとされるのです
出費は必要最低限のおさえ、残りは貯蓄するのが正しいとされます
社会的正義と家族経済の正しさは正反対なのです
収入を超える出費をすれば、やがて破産してしまいます
個人も家族も企業も、当然、破産は避けなければなりません
だからといって倹約一辺倒では、上手くいきません
必要ことには金を使い、しかも収支を黒字にしなければならないのです
多くの人は、そのことで日々頭を悩ませています
家庭道徳と社会正義が逆であることが経済論議を難しくします
日本では、節約は正義だという緊縮財政主義者は強い力を持っています
それが間違いだと、いくら指摘されても考えを変えません
政治家も頭の悪い人が多く、緊縮派に引きずられています
その結果、長期の不況に悩まされ、国力を低下させたのこの30年の日本です