近代社会で、は科学が発達により宗教が権威を失いました
政治は民主主義となり、政治家に道徳的権威はありません
こうなると道徳的基準が難しくなり、ニヒリズムが蔓延します
実際、法律さえ守れば、それ以外の道徳はどうでもいいと考える人はいます
確かに、法律さえ守っていれば、問題無く生活できます
ただし、金銭は必要ですから、拝金主義になる人もいます
ニヒリズムと拝金主義が現代の風潮になりそうです
しかし、必ずしも、そうはなりません・・・なぜでしょうか?
現代が自由経済社会だからです
自由経済社会は、生産が民間の自由に任されています
売れるか売れないかは消費者次第です
この経済システムを市場経済と言います
市場の評判が売れ行きを決めるのです
現代は、道徳すら市場が決めるのです
評判の悪い商品はもとより、評判の悪い企業もまた市場から拒否さます
悪評が立てば市場を退場することになりますから、生産者は道徳的にならざるを得ません
芸能人すら例外扱いされません
藝とは直接関係のない人間性や道徳性が問題とされてしまうのです
政治権力も宗教権威も無力になった現代世界では市場原理が道徳を支えているのです
人が自由を求める時、行動の基準が問題となります
人は道徳の問題と無縁には生きられないのです
道徳が市場原理で試される時代となったのです