大谷翔平選手が水原一平通訳から莫大な額の窃盗被害に遭ったことについて

同様の被害を受けたことのある新庄剛志氏は

 

「金を失ったことより、長年信じていた人から裏切られたことが辛かった。」

 

と語っています

 

その通りだと思います

人間の心の痛手の中で、人から裏切られたことには特別な辛さがあります

もちろん、生きていれば色々あり、誰もが大なり小なり経験することかもしれません

 

しかし、あの、何かで叩かれたような

心の中の大きなモノが粉々に崩れてしまう様な感触は

これを経験してみないとわかりまん

自分の人生を否定されたような気持ちになるのです

 

私達は一人では生きて行かれません

必ず人間関係の中で生きていて、その人間関係は信頼で結ばれています

そして信頼は時間とともに強固に確実に成長していくのです

 

信頼を形成したと思っていた時間が騙されていた時間であったと知ること・・・これは残酷です

自分が信じていたものが偽りであったと知ることは、自己の存在の基盤が足元から崩れることです

自分自身が偽物の世界に生きていたことを知らされることです

相手への怒りよりも、自己認識の崩壊を感じるのです

 

自分は何をしていたのか?・・・疑問、怒り、戸惑い

ぶつける相手のいない感情、何に対して怒ればよいのか?・・・自分自身についてか?

被害者でありながら、自分を責めざるを得ない苦しい心理状態におかれるのです