古史古伝と言われるものがあります
私は、詳しくは知らないのですが、いくつかは知っています
その中で、私が無視してはいけないと思うのが
「ホツマツタエ(秀真伝)」
です
オシデと呼ばれる古代文字で書かれた日本古代史です
日本書紀や古事記の原典とも言うべき内容になっています
古史古伝は、しばしば偽書扱いされます
近代の写しであることも多く、物理的に偽書扱いされる場合もあるのです
ただし、これも、紙の資料は写しながら伝えるしかなく
しかも、失われてしまった場合には、記憶をたどって書くしかなくて
その結果、内容が変質してしまう可能性もあるのです
しかし、いずれにしろ、全てを根も葉もない作りものと決めつけるのは間違いです
その点、秀真伝は、かなり正確に古代のままの内容が伝えられています
後世の偽書だとしたら、出来過ぎていて、これが偽書なら、作った人は天才です
それに、何より、古事記よりも内容に真実性があるのです
その一例がオトタチバナヒメの有名な歌です
日本書紀では、さねさし さがみのおのの もゆるひの ほなかにたちて といしきみわも
秀真伝では、さねざねし さがみのおのの もゆるひの ほなかにたちて といしきみわも
となっています
冒頭の「さねさし」と「さねざねし」の違いです
相模の小野で賊に火攻めにあい、恐怖の中にいた姫を
炎の中から立ち現れた日本武尊が助けに来た時の情景を歌っています
従来の解釈では「さねさし」は相模にかかる枕詞で、特に意味は無いとされてきました
これを秀真伝の「さねざねし」を「実々し」と漢字にしたらどうでしょうか?
炎の中から貴方が現れ私の名を訪ねた時のことをありありと思い浮かべることができます
という意味になるのです
「さねさし」こそ、ただの写し間違いだったのです!
転写時の欠落に過ぎぬものを
「枕詞」などと、もっともらし解釈を付けて継承してきたのです
笑うしかありません