エジプトのピラミッドなんかを見ると、縄文時代は原始的に思えるかもしれません
縄文時代には石造の巨大建築物はありません
でも、だからといって、縄文時代が遅れた時代と感じるのは、現代的偏見です
現代だって、鉄筋コンクリートのマンションより、木造の一戸建住宅を好む人が多いのです
縄文人が石の建物を好んだとは思えません
人は、欲しく無いモノを苦労して作ろうとはしません
縄文人は、直径1mの6本の柱を内側に2度傾けて、高さ10m以上の建造物を建てました
柱は4,2mの等間隔に建てられ、35cmを基本単位とする度量衡があったことも知られています
彼らは未開人ではなかったのです
戦争の無い縄文時代には、石造の巨大建造物など不要だったのです
戦争や強大な権力が巨大石造建造物を作るのです
平和で自由な人々は、そのようなモノを欲しません
作れなかったのではなく、作らなかったのです
それに、狩猟採集生活は人口が分散している方が有利なのです
獲物の生存域を広くとらなければならないので、人口の多い巨大都市は不向きなのです
文明を評価する尺度が、権力の大きさや戦争の強さでは
文明とは何でしょうか?
人それぞれの価値観が問われるというものです
自由や平和、豊かな食生活や美意識こそ
文明の評価の基準とすべきではないでしょうか?