石油と世界経済の関係がシビアに現実を直撃しました

おそらく、石油禁輸が無ければ、日本は第二次大戦に巻き込まれることはなかったでしょう

時の首相田中角栄は、この非常事態を重く受け止めました

ただ、石油だけの話ではないのです

日本の存亡がかかっているのです

 

軍艦の燃料が石炭から石油に変わった時、石油は、最重要の戦略物質になったのです

とりわけ、石油資源の乏しい日本人は、そのことが身に染みていました

もはや、なりふり構わず、石油、そしてエネルギーの確保のために奔走せざるをえませんでした

その動きがただならぬものがあったため

アメリカは、田中角栄を危険視するようになりました

 

田中角栄の資源獲得のための機敏な外交は

米国からみれば、日本が米国支配から脱しようとする動きでした

ロッキード事件がでっち上げられ、田中角栄は政界での力を奪われました

日本のメディアは一斉に田中批判一色になり

日本の検察は、法を無視し、暗黒裁判は、日本法制史の汚点となりました

 

今でも、多くの日本人は、田中角栄がロッキード社から賄賂を受け取ったと信じています

そして、マスコミの報じるまま、田中角栄を悪人だと信じています

しかし、実際には、金銭のやり取りすら実証できず、証言者の嘘も明らかになっているのです

ただし、全日空のロッキードトライスター導入が田中に指示だったとすれば、良い行政指導でした

トライスターは、退役まで、一度も事故を起こさなかった名機でした