急速な円安が進み、日本の将来を危惧する声が聞こえます
そして、その原因は膨大な日本の財政赤字にあるというのです

待って下さいよ
膨大な財政赤字は、今に始まったことではありません
いよいよ、財政破綻が国際社会に隠せなくなったということですか?
なぜ、このタイミングで?

普通に考えれば、急速な円安の根本原因はウクライナ戦争です
理由は、石油天然ガスの供給不安です
その次に、小麦の供給不足です
エネルギーと食糧を輸入に頼る日本が
この状況に極めて不利な条件の国であることは誰でも分かります
この状況下では、円安になるのは当然です
むしろ、これで円高になったら、私には理解できず、頭を抱えます

実は、もう一つ要因があります
日本は戦争の危険地帯にあるということです
ウクライナ戦争は、事実上、ロシア中国北朝鮮などの全体主義国家と
西側民主主義国との代理戦争でもあるからです
けして地球の裏側の出来事ではなく
日本と敵対する陣営に属する隣国の戦争です
日本は、いつ戦火に巻き込まれるか分からない状況なのです

以上が、私が考える急速な円安の原因です
極めて常識的な理解だと思います
わざわざ、状況を細かく分析して得た結論ではありません
もし、ウクライナ戦争が終わり、円安が元に戻れば
誰もが、私と同じようなことを言い出すでしょう
戦争が終われば、円安は収まると思っていた・・・と

そもそも、円安自体は、恐れる必要はありません
この30年以上続いた日本経済の低迷は
消費税導入と、それの度々の税率アップなど、政府の経済失政の結果ですが
ほかの要因としては、製造業の国外移転による産業空洞化があります
なぜそうなったかと言えば「円高」だったからです

円高による輸出価格上昇に、輸出企業は耐えられなくなり
また、アメリカによる執拗な貿易赤字是正の要求もあり
日本の製造業は、生産拠点を海外に移す動きを拡大し続けました
自社工場だけでなく、下請工場も移ることになり
国内製造分も、パーツを海外企業から輸入することが当たり前になりました
国内からは、新規投資、雇用機会が失われ
その分のGDPも失われたのです