多忙は私の宿痾ですし、
仕事があることはありがたいことだと考えていますが
忙しさの中に、虚しさを感じることもあります
段取りの悪さが、不要な手間や忙しさを生んでいる場合です
なぜ、そういうことが起きるかと言えば
関係者の経験不足です

ベテランが評価されない時代ですから
素人みたいなのが、専門家のような顔をして仕事を仕切っています
そいつが、とんでもないことをしても
誰も、その間違いを指摘できません
仮に間違いを指摘したところで
意固地に否定したり、逆ギレしたりするだけです
始末に負えません

ベテランが評価されない時代とは
新技術が導入され、ベテランが、それに対応できない時代のことす
現代は、スマホやネットが営業の主役になった時代です
これに対応するのは、若い人が圧倒的に有利です
ベテランのおじさんは、時代遅れ扱いされてしまいます
実際の業務とは別のところで、ベテランの能力が無視されてしまうのです

ベテランの料理人が腕を振るっても
肉の薄切りはスライサーにかなわないかもしれません
だからといって、肉の薄切りだけで料理が決まるわけではないのですが・・・
プレカットの木材で家が建つ時代にあっては
大工道具の中にノミは不要かもしれません
ノミを使えない大工が、大工として通用してしまいます
そうなれば、技術を持った大工は活躍の場を失います

職人の世界では、技術と機械の分かりやすい対立があります
営業の世界でも、ベテランの能力は無視されています
お客様に不便をかけたり、失礼なことをしていても
それが、その会社のシステムであるとなれば
そのことを恥じるどころか、当然だと自信たっぷりの社員が増えました
何事も、それが当たり前だと思うようになると
一般常識は失われるもののようです