人類が人類らしくなったのは、石器の発明かららしいです
人類が発明した道具の内、確認できる最古の物が石器なのです
これによって、人類は、持って生まれた肉体の能力以上のことができるようになりました
道具は、生物学的進化によらず、人類の可能性を拡大したのです
これは過去形で語るべきではなく、現在進行形であると言うべきでしょう

道具が、人類の肉体の能力を代行し、拡大していることは
従来から、力仕事の領域では顕著です
最近の傾向は、頭脳労働の領域でも顕著になったことです
言わずと知れたコンピューターの発達によるものです

本来、人の頭脳がしていた仕事が、今はコンピューターに任されています
人々は、そのことに不信感を抱くどころか
人にやらせるより、安心している傾向すらあります
これは、肉体労働を機械が代行していく時代の動きと同じです
仕事に関しては、人間より機械の方が確からしいのです

私は、古い人間なので
航空券の予約なども、人間相手でないと不安です
新幹線の切符も、みどりの窓口で買います
グリーン券だって、乗車してから、車掌さんから買います
まったく時代遅れのアナログ人間です

私は切符を買う時に交わす担当者との会話も楽しみます
往復で購入すると割引になることなども、この会話で知りました
人と話すことで、何らかの情報が得られるのは嬉しいことです
実際、有益な情報も多いのです
ただし、鉄道会社からすれば、余計な手間ということになるのでしょう

文字通り機械的な作業は、機械がする時代になりました
従来、人間の頭脳がしていたことも
多くが機械で代行できることが明らかになったのが現代です
ある意味で、知識労働者には厳しい時代になりました
逆に言うと、知識労働者といっても
機械的な作業しかしていなかったことが明らかになった時代でもあるのです