日本人が情報に鈍感なことは、よく指摘されます
特に、第二次大戦は情報戦で負けたと言われています
さらに、国際政治における外交下手も
情報宣伝が下手であることが原因の一つでしょう

なぜ、日本人は、情報を扱うのが苦手なのでしょうか?
私が思うに、これは日本人に自由が無いからです

もちろん、日本は自由な国です
日本人は多くの自由を持っています
しかし、持っていない自由も色々あるのです

例えば
渡部昇一先生が留学していた頃のドイツは
学生の資格を得た者なら、どの大学でも学べたそうです
専門に進む時は、自分で先生を選ぶこともできました
ただし、先生の側に学生受け入れの欠員が無ければ入れません
教授の側にも、学生を選ぶ自由があったのです
したがって、ドイツには日本のような学閥は存在しません
学生なら誰でも、どの大学にでも、入れるのですから

つまり、日本のような学閥も
ある種の”不自由の産物”とも言えるのです
実際、一度ある大学に入ってしまえば
他の大学の講座や教授の情報を集める動機は失われます
つまり、学問を始める初めから、自分が学ぶ方向性が狭められているのです
これは”学問の不自由”ですから
本当は由々しき問題です

しかし、多くの日本人は、こんなこと考えもしないでしょう
自分が不自由であることを気付かない人間こそ、自由を奪われた人間なのです
独裁者が、情報を統制している国では
国民は、独裁者が怖くて反日になるのではありません
心から反日になります
彼らの自由意思で反日になるのです
日本や日本人に対して、何をしてもかまわないと考えるのです

世論というものは、情報によって形成されます
より良い世論は、自由な情報環境から形成されます
日本は自由な国ではありますが
私などは、日本の情報環境に懸念を抱いております
一方的な宣伝がメディアを支配しているように見えることがあります
少なくとも、テレビは、そうですね
そんあわけで、私は、テレビは、ほとんど観ません