今年7月に起きた熱海の土石流事故に関し
県と市は、2011年に、安全対策を講じるように命じる

「措置命令」

を、出すと決めた後
見送っていたことが明らかになりました

理由は、業者側が工事を始めたからということですが
工事中断後、10年間にわたって命令は出されないままだったのです
行政の無責任、ここに極まれりです

行政の怠惰と無責任は、手が付けられません
誰も責任をとらないシステムだからこうなるのです
ならば、行政から監督権限も取り上げてしまえばいいのですが
そうもいかない現実があります
民間には、他人の私有財産への強制権はありませんから・・・

建築や不動産にまつわる事故については
しばしば、民間業者の責任が問われますが
行政が強制執行をすれば、災害を未然に防げるのです
危険を承知で放置しているのは、悪質業者と行政の両者なのです
ただ、行政は責任が回避できるため
公務員達は、悪質業者を野放しにしているのです

行政が、権力を持ちながら
その権力を正しく行使しなければ
それは、民主主義でも法治国家でもありません
日本の現実は、法治は空洞化し、放置国家となっているのです