ノーベル賞受賞者の大村智先生が発明した

「イベルメクチン」

は、寄生虫を体内から駆除する薬です
家畜の薬として、絶大な威力を発揮していますが
人間にも効果が大きくオンコセルカ病を撃退したことで知られています
億単位の人類の健康を守ったとも言われています
億単位の人々に無償で配られ、副作用もほとんどありません

この薬は、大村先生が川奈ゴルフクラブでプレーした後、土を持ち帰り
その土中の微生物が作り出す物質を抽出して作られます
未だに、世界中何処からも、その微生物は発見されていないそうです
従って、現在作られているイベルメクチンは
全て、大村先生が培養した微生物の株が元になっているのです

大村先生はメルク社に権利を譲り
北里大学がイベルメクチンの売り上げからマージンを得ていました
その額は数百億円になったとも言われています
今、その特許や特約契約がどうなっているのか、私は知りません
ただ、オンコセルカ病を撲滅するために
イベルメクチンが無償提供されたと言う事実があります
割と安価な薬なのです

この薬が新型コロナウイルスの特効薬として世界の注目を集めています
なぜ寄生虫の薬がウイルスに効くのか、私には理解できません
でも、確かなデータが、世界各国から出ているのです
特に、ワクチンを用意できない発展途上国では、救世主の様な存在なのです
日本でも、許可されていますが、いまいち普及していません

問題は、肝心のメルク社が、薬を出し渋っていることです
オンコセルカ病撲滅のために大量に無償提供を続けたメルク社は
現在は、別の、高価な新型コロナウイルスの特効薬を売りたいらしいのです

もう、特許は切れているはずです
メルクが動かないなら、日本で作れば良いのです
ところが、肝心の材料となる微生物の株が、日本には無いのだそうです
大村研究室には、保存していなかったらしいのです
これは大きなミステイクと言わざるを得ません

私は、こういうところに
現代日本人の財産権への甘い考え方があると思います
簡単に財産権を手放してしまうのです
敗戦後にできた共産主義的な破壊的相続税のため
日本では、財産を処分したり、残さないことが国民性になってしまいました
それが国家の緊急事態で無力を曝すのです
財産権を否定することが、いかに致命的なことか
この一件でも、よく理解できると思います