拓銀関連で、さらに思い出を一つ
北海道拓殖銀行、通称「たくぎん」が経営破綻した時
破綻の前日、私は、当時の六会支店長だったK氏に
「拓銀株を売ろうかと思う」
と、話しました
深い意味は無く
ただ、拓銀株を持っていたくなくなったのです
売れば損が出るのは明らかですし
拓銀がつぶれるとは思っていなかったので
「大株主様」である私は、なんとなく、支店長に断りを入れたかったのです
実際には、私は拓銀株を売りませんでしたから
私の持ち株は紙くずになってしまいましたが・・・
翌日、支店長は、私に頭を下げながら
「秋本さん、何か情報を持っていたのですか?」
と、聞きました
私に、情報などは何もありません
ただ、なんとなく、そんな気分になっただけです
それでも、しいて言えば
”私が拓銀に掛けた夢が薄らいできていた”
・・・ということかもしれません
当時、拓銀の破綻と、その処理について
父は、薄ら笑いを浮かべて
「あの程度の負債なら農協でどうにでもできる」
と言っていました
「いろいろ言われそうだから、やらないけどな」
父の言葉から察するに
そうした可能性について、農協系金融機関は検討したのでしょう
それは農協系が独自にしたのではなく
おそらく、政府筋からの要請があったと考えるべきです
しかし、農協系は、それを拒否したのです
拓銀破綻の前に、住専の破綻がありました
「住専問題」
と呼ばれた事件です
住専とは、住宅ローン専門の金融機関で
政府が民間金融機関に作らせたもので、6社ありました
バブル経済華やかなりし頃
住専各社は、本来の住宅ローンから外れ、不動産業者へ土地転売資金を貸し込み
これがバブル崩壊とともに不良債権化し、経営破綻したのです
農協系金融機関は、大蔵省の頼みで、住専に貸し付けをしていました
大蔵省の担当者に、債権保証を約束させた上で、融資したのです
当然、国は農協系の債権を保証しなければなりません
当時6800億円といわれました
農協系金融機関を救うため
国庫から6800億円を拠出することを
マスコミは批判し、多くの政治家がそれに同調しました
なんと、総理大臣経験者を含む多くの国会議員が国会で座り込みまでしたのです
もともと、住専は大蔵官僚の天下り先でした
彼らは、自分達の天下り先を救うため、農協系を利用しようとしたのです
農協系は、さすがに怪しいと考え、担当者から一筆をとっていました
その一筆が法的に有効かどうかはともかく、間違いない証拠です
現職の官僚のした約束です
農協系への債務保証は無事になされ
この件は、その後、誰も何も言わなくなりました
そりゃそうですよね
その後、何十兆円か何百兆円か分からない
途方もない額の不良債権処理費が、国庫から各金融機関に拠出されたわけですから・・・
しかも、そことについては、マスコミも政治家の何も言いません
「住専問題」の、あのバカ騒ぎは何だったのでしょう?
以上の経緯を振り返れば、明らかです
農協系金融機関は、政府や大蔵省、マスコミに強い不信感を持っていたのです
政府や大蔵省が何を頼もうと、相手にするはずはありません
マスコミや政治家まで巻き込み、自分達を貶めた連中を許すわけがないからです
いまでも政府は、何かといえば、農協をいじめます
安倍首相が農協いじめを始めた時
私は、この人では憲法改正は無理だと分かりました
案の定、3分の2の議席を得て、さらに協力者が得られそうな情勢だったにもかかわらず
安倍首相は、まったく憲法改正に手を付けずに、退陣しました
彼には、本当の意味の愛国心がありませんでした
本当の愛国心とは、農民を含む、全国民を愛する心です
北海道拓殖銀行、通称「たくぎん」が経営破綻した時
破綻の前日、私は、当時の六会支店長だったK氏に
「拓銀株を売ろうかと思う」
と、話しました
深い意味は無く
ただ、拓銀株を持っていたくなくなったのです
売れば損が出るのは明らかですし
拓銀がつぶれるとは思っていなかったので
「大株主様」である私は、なんとなく、支店長に断りを入れたかったのです
実際には、私は拓銀株を売りませんでしたから
私の持ち株は紙くずになってしまいましたが・・・
翌日、支店長は、私に頭を下げながら
「秋本さん、何か情報を持っていたのですか?」
と、聞きました
私に、情報などは何もありません
ただ、なんとなく、そんな気分になっただけです
それでも、しいて言えば
”私が拓銀に掛けた夢が薄らいできていた”
・・・ということかもしれません
当時、拓銀の破綻と、その処理について
父は、薄ら笑いを浮かべて
「あの程度の負債なら農協でどうにでもできる」
と言っていました
「いろいろ言われそうだから、やらないけどな」
父の言葉から察するに
そうした可能性について、農協系金融機関は検討したのでしょう
それは農協系が独自にしたのではなく
おそらく、政府筋からの要請があったと考えるべきです
しかし、農協系は、それを拒否したのです
拓銀破綻の前に、住専の破綻がありました
「住専問題」
と呼ばれた事件です
住専とは、住宅ローン専門の金融機関で
政府が民間金融機関に作らせたもので、6社ありました
バブル経済華やかなりし頃
住専各社は、本来の住宅ローンから外れ、不動産業者へ土地転売資金を貸し込み
これがバブル崩壊とともに不良債権化し、経営破綻したのです
農協系金融機関は、大蔵省の頼みで、住専に貸し付けをしていました
大蔵省の担当者に、債権保証を約束させた上で、融資したのです
当然、国は農協系の債権を保証しなければなりません
当時6800億円といわれました
農協系金融機関を救うため
国庫から6800億円を拠出することを
マスコミは批判し、多くの政治家がそれに同調しました
なんと、総理大臣経験者を含む多くの国会議員が国会で座り込みまでしたのです
もともと、住専は大蔵官僚の天下り先でした
彼らは、自分達の天下り先を救うため、農協系を利用しようとしたのです
農協系は、さすがに怪しいと考え、担当者から一筆をとっていました
その一筆が法的に有効かどうかはともかく、間違いない証拠です
現職の官僚のした約束です
農協系への債務保証は無事になされ
この件は、その後、誰も何も言わなくなりました
そりゃそうですよね
その後、何十兆円か何百兆円か分からない
途方もない額の不良債権処理費が、国庫から各金融機関に拠出されたわけですから・・・
しかも、そことについては、マスコミも政治家の何も言いません
「住専問題」の、あのバカ騒ぎは何だったのでしょう?
以上の経緯を振り返れば、明らかです
農協系金融機関は、政府や大蔵省、マスコミに強い不信感を持っていたのです
政府や大蔵省が何を頼もうと、相手にするはずはありません
マスコミや政治家まで巻き込み、自分達を貶めた連中を許すわけがないからです
いまでも政府は、何かといえば、農協をいじめます
安倍首相が農協いじめを始めた時
私は、この人では憲法改正は無理だと分かりました
案の定、3分の2の議席を得て、さらに協力者が得られそうな情勢だったにもかかわらず
安倍首相は、まったく憲法改正に手を付けずに、退陣しました
彼には、本当の意味の愛国心がありませんでした
本当の愛国心とは、農民を含む、全国民を愛する心です