日頃から、私が自分の仕事で疑問に思うことは
日本における不動産金融の在り方です

いくつかの問題がありますが
まず、建物耐用年数の数値が納得出来ません
日本の金融機関は、建物耐用年数をとても短く査定するのです

鉄筋コンクリートや重量鉄骨の建物は、優に100年以上の耐用年数があります
ニューヨークのエンパイアステートビルなど、もう、築100年近いはずです
それで、あの建物が朽ち果てているでしょうか?
建物としての価値がゼロになっているでしょうか?

したがって、日本では中古不動産の流通が難しくなってしまいます
購入用の融資が付きにくくなってしまうのです
買い手は、買いたくても資金の目処が立たず
売主は、その不動産に相応しい価格で売却したくとも
それでは買い手が付かないのです

このことが、日本の不動産と建設業界に悪質な影響を与えています
日本人は、建物の価値が金融機関に極めて低く査定されたることを知っているので
建物に、あまり金をかけず、つまらないモノを作りたがります
せいぜい50年くらい、稼いでくれればいいという感じで
・・・その結果、つまらない建物ばかりになり、都市が美しくなりません

一方、日本の金融機関とは別ルートの資金源を持つ外国勢力は
日本人が買えない日本の一等地の物件を割安で購入することが出来ます
日本の一等地や優良建築物が、次々に外国勢力のモノになっていきます
まさに売国的現象です

その指導を、財務省や金融庁がしているわけです
売国官庁というしかありませんね