今日は寒かったですね
この時期の気候は、暖かさと寒さが交錯し
健康に不安のある向きには、少々応えます
実際、亡くなる人も多いのです

私がそのことを最初に知らされたのは
まだ若い頃、アルバイトで土建作業をしていた時でした
出稼ぎの中年のおじさんは、戦争でシベリア抑留の経験者でした
彼の話では、体調の悪さに耐えて冬を越した者達が
春先に、ばたばたと亡くなるということでした

季節の変わり目は、体力が衰えた者には応えるのです
祖父は、5月に亡くなりましたが
3月の終わりに体調を崩して入院し、やがて帰らぬ人となったのです
母と姪、そして叔父は9月に亡くなりました
別の伯父は3月の末か4月の頭でした

私の身近な人の多くが
いわゆるお彼岸の前後に亡くなっています
私の親族に限らず、昔から、そうだったのでしょう

季節の変わり目に
昔の人は、あの世とこの世を結ぶ何かを想ったに違いありません
私自身が、過去を振り返る度に、そう想います

そうでなくとも
年をとると、季節変わり目に敏感になります
体調が変化に対応できず、負担を感じるからです
何事に付け、感じやすくなるのです

私の子供の頃は3月に大雪が降りました
30センチ近く積もった雪の中を、長靴を履いて小学校に通ったのです
そんなことが、毎年1回くらいはあり
その年一番の大雪は大抵3月でした

桜田門外の変は旧暦の3月3日、ひな祭りの登城の日です
現代で言えば、4月の頭でしょうか
季節外れの大雪だったわけです

赤穂浪士の討ち入りは旧暦12月14日
226事件は新暦の2月26日・・・
雪が降ると、なにかドラマが起きる気がします
私はこの時期、密かに雪を期待する気持ちがあります